無線のススメ 

無線のススメ

大勢でツーリングしていて、走っている途中に急な連絡がしたくなったときはありませんか?(ガソリンを入れたいとかトイレにいきたいとか)
そういうとき、信号待ちでボディーランゲージで連絡したり、休憩のときまでガマンしたりとかしているだろうね。
それに、定例ツーなんかで超大人数のとき先頭を走っていて後続がちゃんときているのかわかんないことも多々あります。

そういうときは無線機があると便利。
すぐに連絡できちゃいます。

無線の種類

バイクで使える無線には二種類あります。
・特定小電力
・アマチュア無線


特定小電力ってのは、いわゆる免許不要のトランシーバーです。
お手軽に使える反面、電波到達距離が非常に短いという欠点があります。
以前使っていたけど、電波が見渡しで200Mぐらいしか届かず、10人ぐらいのツーリングでも先頭と最後尾で会話が出来ませんでした。
アマチュア無線は免許が必要です。
だけどもっと強い電波が使えて数キロぐらい離れていても連絡できます。
BZ関西ではこのアマチュア無線を使用しています。

免許の種類

アマチュア無線を使うには免許が必要です。
アマチュア無線には1級〜4級までありますが、通常バイクで使うには一番簡単な4級でOKです。

でも、無線を使うには2種類の免許(免状)が必要です。
・無線技士従事者免許
・アマチュア無線局免許状


無線技士従事者免許だけでは無線(発信)は使用できず、従事者免許がなければアマチュア無線局免許状を取得できません。
アマチュア無線局免許状にはコールサインがついてきます。

従事者免許の取得

無線技士従事者免許(通称:従免)を取得するには、講習を受講するか、資格試験に合格すればOKです。
資格試験は財団法人日本無線協会、講習は財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)のHPに詳しく書いています。(リンクはこのページの一番下。)

どちらの方法でもOKですが、講習は受講費用(約2万円)や時間(2日間の受講が必要です。)がかかるので、資格試験を受講するのがお勧め。(4千円ぐらい)
難易度も高くないです。本屋で売ってる問題集をちゃんと読めばほぼ大丈夫。(多分)
試験は大阪ではほぼ二ヶ月に一回ほど開催されます。ですが、申し込みはその二ヶ月前ぐらいまでなので注意。
日程はこのページの下にリンクしてる日本無線協会のHPにあります。
でも、年に一回。関西ハムの祭典のときだけ当日申し込みで試験を受けることが出来ます。(2日間、午前午後の一回ずつで合計4回)ただし、先着順で結構人が集まるので受ける場合は早めに行って申し込んでおいてください。

試験に合格してから資格申請をしてしばらく(一月近く)すると、無線技師従事者免許が送られてきます。
この免許は一生有効です。

ですが、まだ電波を発信することは出来ません。

無線機

無線局免許状(通称:局免)を申請する前に、無線機を用意しておく必要があります。
従面、局免がなくても受信することは出来ますので、あらかじめ準備しておくといいかと。

バイクで使える無線機はモービル機かハンディ機になります。
モービル機は自動車で運用するための無線機。
ハンディ機はいわゆるトランシーバーのような形をした持ち運びができる無線機です。
モービル機は大きなものが多くバイクに搭載するのは難しいです。ハンディ機は比較的小さくタンクバッグやウェストポーチにも入りますので搭載が簡単。それにバッテリー内臓なので電源の心配もあまりいりません。日帰りぐらいなら持ちます。

日本橋とかにある無線ショップやネット通販で購入することが出来ます。
電波法の問題があるので、輸入品とか海外向けとかは使えないことが多いです。気をつけてください。

アマチュア無線4級で使える周波数帯は、おおよそ50Mhz、144MHz、430MHzの3つになります。
BZ関西では430帯と144帯を使うことが多いですので、これを使える無線機を用意するといいでしょう。
ちなみに、一番よく使う周波数は433.46Mhzです。

無線局免許状の取得

従免が届くと、ようやく局免を申請できます。
申請用紙に無線機の形式などを書き込む必要がありますので、まず無線機を手に入れてください。
書き込む内容は無線機の説明書に載っているはずです。

申請をしてしばらく(一月近く)すると、アマチュア無線局免許状が送られてきます。
これでようやく電波を発信することが出来ます。
局免には6桁のコールサインがついています。
自分のコールサインはちゃんと暗記してください。
局免は5年一度の更新が必要です。
また、毎年500円の電波利用料も必要ですので忘れずに。

バイクへの取り付け

バイクで無線を使うためには無線機本体以外にもハンズフリーのヘッドセットが必要です。
バイク用ヘッドセットはいくつかのメーカーが出しています。(KTEL、ADONIS、デイトナ、リンクなど)

私は取り付けが簡単でマイク感度もいいKTELのスーパータッチのジェットヘル用を使っています。
携帯やオーディオも同時につなげたい方はデイトナ(リンクのOEM品)のBMシリーズもいいかもしれません。

ヘッドセットに付属のPTTスイッチ(電波の発信用スイッチ)をバイク本体に取り付けます。
左手のグリップ付近、あまり手を動かさなくても届く場所につけておくといいでしょう。
私はクラッチレバーに友締めしてちょっと指を伸ばせば届く位置につけています。

バイクへの取り付けその2

ハンディ機の場合はこれだけで無線機を使うことができます。
ですが、モービル機の場合は電源とアンテナを用意する必要があります。
ハンディ機でも電源をバッテリーからとれば電池を心配する必要がなくなりますし、外部アンテナをつければより感度がよくなります。
内蔵バッテリーでは出力にも制限がかかることもあります。ほとんどの機種ではバッテリーから直接電源を取れます。(私が使っているIC-T90では無理ですが・・・)電源取り出しコードはオプションパーツとして出ているでしょう。
ただし、バッテリーから電源を取るとスパークノイズ(エンジンノイズ)が乗ってくることがあります。発信、受信の際に雑音が入るようなら要注意。気にならないぐらいの場合もあれば、ほとんど聞こえないぐらいの場合もあります。
そのときは市販のノイズキャンセラーをつければ軽減されるようです。

また、ハンディ機付属のアンテナではやはり感度が悪いです。出来るならアンテナをつけるのをお勧めします。
ただし、外見上かなり目立ちますが。
市販パーツを使って、ナンバープレートの場所からアンテナを立てているのが多いですね。
※注意:間違ってたらごめんなちゃい。

法人関係
財団法人 日本無線協会
財)日本アマチュア無線振興協会
無線機メーカー
ICOM
STANDARD
ヘッドセットなど
KTEL
ADONIS
リンク
参考
AllAboutJapanツーリング 無線の紹介